こんにちは、たこ子@okan_info3です。
今日は、私が体験した帝王切開の手術室での流れについてご紹介します!
帝王切開レポを最初から見る場合はこちらです!↓
帝王切開レポ、手術前日。眠れない…入院日の流れ完全公開!
手術当日の流れはこちらからどうぞ↓
帝王切開レポ、手術当日。赤ちゃんとご対面…も束の間、痛みとの闘い開幕!
たこ三郎
点滴台を押しながら、歩いて手術室へ!
手術室到着時間の5分ほど前に助産師さんがお部屋に声掛けにきてくださいます。
私の手術は9時半からだったので、9時25分ごろ助産師さんが迎えに来てくれました。
「そろそろ行きましょうかー。」
腕からは点滴が入っているので、点滴台を押しながら手術室まで歩いて行きます。
助産師さんが、「楽しみですねー」と話しかけてくださり、やっと、赤ちゃんに会えると思うと、ほんとにワクワクしました。
私は、今回が3回目の帝王切開だったので、あまり緊張などはせず、ただただ、楽しみ!というのと、
たこ子
なんて、手術のあとの心配をちょっぴりしてましたね。
そんなことを考えている間に、手術室に到着しました。
いよいよ、手術室内部へ!
手術室の入り口では、
名前、生年月日、今日は何の手術予定なのか?を聞かれました。
これは、患者取り違え防止のためですね。
そして、助産師さんと、手術室の看護師さんは申し送りをしています。
その横で、もう一人の看護師さんに
「髪はゴムで縛って、この帽子をかぶってくださいね。」
と、帽子を手渡されたので、かぶります。
手術室の中には、ICU(集中治療室)につながる扉と、手術のための個室が何部屋かありました。
私は、以前もこの病院で帝王切開してるのですが、その時は余裕がなかったのか、あまり周りを見ていませんでした。
今回は余裕があったので、きょろきょろと辺りを見回し、ちょっと変な人だったかも。笑
その後、個室にはいり、手術のための準備をしていきます。
腰椎麻酔は意外と痛い!!
手術室の個室の真ん中には、手術台がドーンとおいてあり、その周りにはたくさんの機械や薬品、手術に使う道具などがおいてあります。
よく、医療ドラマで見る光景そのものです。
すでに、看護師さん2人、産婦人科の先生(手術助手の先生)、麻酔科の先生、赤ちゃんが出てきた後にお世話をしてくれる助産師さん、がいました。
たこ子
お部屋の中では、j-popのオルゴールCDがかかっていました。
私の好きなsuperflyの「愛をこめて花束を」がかかっていたので、たこ子、ちょっとテンション上がります。
この音楽は、自分の好きな曲も持ち込むことができるそうです。
なので、事前に、リラックスできるお気に入りの曲などリクエストしてみてもいいと思います。
手術台には踏み台がセットされていて、自分で手術台に上り寝ます。
すると、次の瞬間、看護師さんや麻酔科の先生がめっちゃ手早く準備開始します!
「服脱ぎますねー」
「心電図つけますねー」
「血圧計つけますねー」
「酸素測る機械つけますねー」
などなど・・・
たこ子
「はい、じゃあ麻酔するので、横向いてできるだけ背中丸めてー」
って言われるんですが、大きいおなかが邪魔で、なかなか背中を丸くするのは難しい!
たこ子
「これくらいで大丈夫ー。じゃあ、まず腰椎麻酔の前の局所麻酔するねー」
と、背中に注射されます。
腰椎麻酔や、この後の硬膜外麻酔は針が結構太くて痛いので、先に局所麻酔をするんです。
「はい、じゃあ腰椎麻酔するねー」
っと言われた次の瞬間、背中がぐーーーっと押されるような痛み発生!!
局所麻酔はしているといえど、結構痛かったです・・・。
「大丈夫ですかー?」
って聞いてくれるんで、なんとか
たこ子
と答えます。
実際に麻酔薬が体の中に入ると、じんじんと暖かい感じがしてきて、その感覚が、足先の方までどんどん広がっていきます。
続きまして、
「硬膜外麻酔していくねー」と。
この、硬膜外麻酔は、手術後も痛み止めとして使えるもので、背中から細い管を入れていきます。
こんなの↓
この、管を体の中に入れていくときもなんかめっちゃ痛かった。
1人目や2人目の時は、ここまで痛くなかったような気がするのですが・・・。
すぐに足がしびれてきて、ちょうど、正座したあとの足のしびれみたいな感じ。
そして、薬を体の中にいきわたらせるように、ベッドが斜めになったり、足が上がったり。
麻酔がしっかり効いているかどうか確認するため、胸にアルコール綿を当て、
「ここは冷たい?じゃあここは?」と聞かれます。
胸のほうまで、麻酔薬が効いてきて胸のほうまで感覚がなくなってきました。
冷たさを感じなくなると、次は、痛みを感じるかどうか、すごく細い針でツンツンされます。
でも、麻酔がしっかり聞いているので、針でツンツンされても全く痛みはなく、何か触れているな?という感じです。
そして、膀胱におしっこの管を入れます。
人がたくさんいるので、若干恥ずかしいですが、たぶん、先生や看護師さんは日常の光景なんで全く気にしてないんでしょうね・・・。
このあと、手術しているところが見えないようについ立てをしたり、おなかの上にシーツをかぶせたりしている間に、執刀予定の担当の先生登場!
この先生に手術してもらうのも3回目なので、なんだか安心感があります。
いよいよ手術が始まります!
時計を見ると10時前だったので、手術室に来てから、ここまで大体30分くらいです。
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手術開始からわずか6分で、わが子誕生!
よく、医療ドラマとかで、
「では、これより○○さんの、~術を始めます!メス!」
みたいなのありますよね。
まさにそんな感じで
先生
ドラマよりは、なごやか~な雰囲気で始まりました。
先生の
先生
を聴いていると、助産師さんが私のほうにやってきて、
「もうすぐ生まれますよ、もう、頭見えてますよ~」と。
たこ子
この速さには毎度驚かされますが、ほんとに5分くらいで赤ちゃん出てきます。
魚を焼いたようなにおいがしてるなーなんて、思ってたら、
先生
ぐーーーぐーーーっと全力でおなかを押されてるとおもったら・・・
たこ三郎
先生
たこ子
と驚きながらも、
たこ子
何度出産しても、生まれる瞬間ってやっぱり感動します。
手術時間を見てみると、たったの6分!!すごい!!
へその緒を切ったばかりの赤ちゃんを助産師さんが見せてくれます。
たこ三郎
と元気に泣いている三男。
猿みたい?と思いながらもやっぱり泣けてきました。
そのあと、「あかちゃんのお体きれいにしていきますねー。」
と助産師さんが赤ちゃんの処置台の上で、体を拭いたり、体に異常がないかチェックしてくれます。
きれいになった赤ちゃんを見せてくれ、一緒に写真をとってくださいました。
たこ子
1人目、2人目出産のときは、この後眠くなる麻酔薬を使ってくださり、休むことができました。
なので、このあとの手術室での記憶がなく、気が付いたらお部屋に戻っていたんですね。
ですが、今回は眠くなる薬は使わなかったので、ばっちり記憶があります!
この後、先生方はおなかの中を洗浄したり、きれいに傷を縫ってくれます。
先生
と言ってくださいました。
今回は3回目の帝王切開だったのですが、4人目も出産できそうとのことです。
帝王切開での出産で、何人産めるのか?については、担当の先生の考え方次第のようですよ。
お腹がきれいに縫えて、処置が終わると、最後にお腹のレントゲンを撮ります。
これは、おなかの中に使用した器具やガーゼが取り残されていないか、確認するためです。
私は動けないので、寝たままレントゲンを撮りました。
ほんとに、まな板の上のコイです・・・。
レントゲンも特に問題なかったので、服を着せてもらいベッドに寝たままお部屋にかえります。
手術室を出る前に、時計を見ると、10時45分になっていました。
なので、手術室に来てから大体1時間15分くらいですべての処置が終わりました。
無事に終わってよかったー!
お部屋に帰って、赤ちゃんに会えるのが楽しみ
後は、術後の痛みが強くないことを祈るばかりです・・・。
この後の流れについては、こちらに書いています↓
帝王切開レポ、手術当日。赤ちゃんとご対面…も束の間、痛みとの闘い開幕!
帝王切開レポ、手術室での流れのまとめ
いかがでしたか?
「手術始めます」って言ってから、たった6分で生まれてくるって結構衝撃ですよね!
最初に、帝王切開での出産になるって知った時は、結構ショックでした。
なんか、下から産んでこそ「母!!」みたいに思ってたんですよね。
でも、元気に生まれた子供を見ていると、
安全に取り上げてくれた先生方にとても感謝していますし、子供たちも苦しい思いをしなくてよかったのかな?と思っています。
これから、帝王切開を受ける方の参考になればうれしいです♪
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